地域材を使用した建築物を見に行ってきました!
12月12日(月)、福岡市森林・林業・林産業活性化促進議員連盟の視察で、地域材を使用した建築物を見に行ってきました。
一ヶ所目は、教室内装の木質化に取り組んだ、篠栗町立篠栗中学校
二ヶ所目は、木造建ての、早良区にある風ひかり作業所です。

篠栗町は、町内の約7割が山・林で占められている自然豊かな地域で、地元産のヒノキと杉を使用され、子どもたちが学ぶ教室は、木材のいい匂いが、ほわ~っとしていました。

実際に木で囲まれた空間は、温かさを感じました。教育の場としては、子どもたちの感性を豊かにし、情緒を育み、また自然の大切さや環境問題についての教育として、とても良いことだと思います。


二ヶ所目の、風ひかり作業所は、これまであった二つの障害者就労支援作業所を統合移転して作られたところです。



一方は主に身体障害を持つ中年以上の年齢層で、もう一方は、自閉症や知的障害の若者層の施設からの統合。
工夫されたのは、それぞれの作業所に他の部署の職員を加えた総勢20名で計画ワークショップでの検討を重ねられたことです。
お話を聞いていて木の温もりはもちろん、関わっている方々の想いも伝わってきました。


どちらの施設も、県の補助制度を活用しての事業です。
福岡市の取り組みとしても、平成26年度から庁舎内の木質化を進めて来ています。
森を守るため、林業を支えるため、公共建築物等に地域産の木材の利用促進を図っていくことが必要です。
森 あや子
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