曰佐(おさ)小学校「社会科特別授業」報告
議会改革の一環として、今年度から小学校6年生を対象として始まった「社会科特別授業」が7月9日、福岡市議会で開催されました。
今回の参加校は福岡市立曰佐(おさ)小学校の生徒約70人、森あやこが市長役を務めました。
いつもの議会のように、子どもたちが臨時議長を務めて議長を選任した後、子ども議会が始まりました。

まず、森あやこが授業への集中力を高めるため朝食の給食を始めるという議案の提案と提案趣旨を説明、議員役の子どもたちが議案質問を行った後、本会議は終了。
子どもたちは、6つの委員会に分かれて早朝給食議案の審議が行われました。
委員会の審議では、賛成意見として朝食事が摂れない子どもには給食が必要、反対意見としては、「給食を作る人やスクールガードの人たちに迷惑がかかる」「給食費が増える」「早く学校が始まると遅刻が増える」などなど。


委員会での審議が終わると、再び議場に集まり、審議結果の報告がありました。各委員会での審議結果はいずれも早朝給食実施議案については「実施すべきではない」との報告で、その後の採決では、賛成者が4人と少数で議案は否決となりました。

委員会を傍聴していて、先生や給食を作る人、スクールガードの人たちに迷惑がかかるなど人への気遣いの声が多いのが気になりました。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿