福岡市役所や市議会議場を見学しました
8月2日(火)24名(大人18名、子ども6名)で議場見学をしました。
議会棟7階・応接室での森の挨拶の後、議場見学会の始まりです。まず最初は9階の市長応接室へ、壁には歴代市長の肖像画が掲げられています。
市長応接室は来庁者の持てなしに使用され、日本のお客さまのときは市長応接室を、外国のお客さまのときには特別応接室が使用されるとのことでした。

次は庁議室、30人ほどが座れる長円形の会議室、局長、区長、市長、副市長などが打ち合わせに使っているとのことでした。市役所サイドの内部打ち合わせに使われているそうで、熊本地震の際は、対策会議なども行われたそうです。
その他、スポーツ団体の表敬訪問時にも使用されているとのことで、アビスパ福岡や東福岡高校などの表敬訪問のときなどにも使用されたそうです。

庁議室の見学が終わると、階段を下りて7階の防災対策本部室へ、ここでは、プロジェクターで「福岡市の防災対策」について説明を受けました。
説明の中で、防災に対する市の責務と市民の責務というものがあり、市の責務として「防災計画を策定して実施すること」、市民の責務として「食料、飲料水、生活必需品の備蓄と防災訓練への参加」などが定められており、防災は自治体と住民が共同で行うものだということを再認識しました。

ホームページから河川の水位が判るようになっていたり、監視カメラの情報も見られるようになっており、防災メールに登録しておけばメール配信されるそうです。福岡市の防災対策、風水害に対する対策は進んでいるようです。
しかし、原子力災害について質問が出ると、屋内退避が原則で具体的な対策はなく、原子力災害対策については遅れているようです。
最後に議場を見学、14階が本会議場で中央・正面奥に議長席、演壇があり、左右に市の執行部の席があります。福岡市長の席は左側の演壇の直ぐとなりにありました。14階の手前側が議員席になっており、68席あるそうです。

15階には傍聴席(136席)の他に、特別傍聴席(5席)の他にモニター室もありました。ここでは“わたしたちの市議会”と題して福岡市議会の「市議会の仕事」、「市議会・市民・市長の関係」、「市議会の構成」、「市議会の会議と運営」などについて説明を受けました。

参加者から議会開催情報が地下鉄の駅などに掲載されているが傍聴者は増えているのかとの質問に、傍聴者は横ばいとのことででした。東京では地下鉄の車内に掲示されているそうで福岡市もそのようになれば傍聴者が増えるのかも知れないですね。

説明が終わると、14階の本会議場へ移動、各自、議長席、議員席、執行部席などを見てまわりました。
議長席のとなりには、「発言モニター」があり、議員の発言時間などの監視が行われていることを知りました。

参加者の感想
・傍聴をたくさんの人にしてもらえるような流れ(学校単位の見学等)ができて欲しいと思います。市民の議会に対する意識がもっと高まる必要があると思います。
・議会に興味がわきました。友人にも伝えたい。
・防災のことなどが良く分かった。
・私は政治家を目指しているので一生懸命勉強して議場に行きたいと思いました。
・有益な見学会でした。もっと地元のことに感心を持ち、市政に注目しなければならないと思いました。
(山之内 芳晴)
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